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オナモミ
これは有名な雑草ですね。「ひっつき虫」とも呼ばれトゲトゲのある実を投げあってセーターなどに引っ付けて遊んだ経験のある方も多いと思います。マジックテープを作るきっかけにもなったそうです。実を乾燥させたものは生薬で「蒼耳子(そうじし)」と呼ばれ解熱、鎮痛などに使われています・・・立派な薬草ですね。でも小毒ってことで過量摂取にはご注意です。
毒草名
オナモミ、雄ナモミ、トッツキ、ホシダマ
学 名
Xanthium strumarium L.
特 性
キク科 オナモミ属、道端や草原にひっつく一年草
花 期
8〜10月
仲 間
オオオナモミ、イガオナモミ、トゲオナモミ
毒部位
全草、種子
成 分
リノール酸(Linoleic acid)、カルボキシアトラクティロシド(Carboxyatractyloside)
症 状
頭痛、めまい、胃腸炎
≪MEMO≫
・蒼耳油(そうじゆ)=オナモミの果実から絞った油。リノール酸を多く含んでいる。
・北アメリカ産のオオオナモミが多い。
・揉んだ葉は「生揉み(なもみ)」と呼ばれ、虫さされの塗り薬。
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